今年も1年「新型コロナ」対応を皆で守り、ようやく感染が落ち着きを見せてきましたが、今度は「オミクロン型」が登場しつつの年末になりそうです。 現在では年始に神社やお寺にお詣りする「初詣」が一般的ですが、かっては「年末詣」と言って「1年の感謝を伝え、来る年の無事を祈願する」お詣りが一般的でした。
各地での鎮守としての神社やお寺では年末、年始を迎える準備が進められています。「白旗神社」では「鳥居」から「参道」、「御社殿」がライトアップされていて、厳粛な中でも昼間と違った様子が見られます。
<ライトアップされた「御社殿」>
<階段下からの「御社殿」>
<階段両側の紅葉がひときわ綺麗でした>
<「手水舎」もライトに輝いています>
<「義経、弁慶」像も目につきます>
<ライトに照らされた「みそぎ川」と「弁天様」>
<鳥居>
寒い季節ですが昼間の「白旗神社」風景とは違うライトアップされた神社の風景も良いものです(写真は彩度補正等施しております)。
<「大祓神事」、「茅の輪神事」が12月30日に> 「大祓神事」とは日々の生活を送る間に知らず知らずのうちに人を傷つけたり、罪を犯したり、稀に触れたりします。「大祓」はこの様な諸々の罪や稀れを祓い去り、全ての人が神様から頂いたままの心に立ち返り、正しい人間になる事で、清く明るい世の中になるよう祈る神事で、どなたでも参加出来ます。白旗神社では毎年6月30日、12月30日に「大祓式」を行っています。
「茅の輪神事」は「茅の輪」をくぐることにより「疫病(流行病)や災難から免れる」という故事にならい執り行われる神事。神社に備えられている「人形(ひとがた)」に名前、生年月日を記入し、3度息を吹きかけ、身体を撫で、「茅の輪」をくぐりお祓いします。
<「茅の輪」くぐり>
<お祓い受けた「人形」は白旗川に流されます>
<来年の寅歳にちなんだ「大絵馬」> (画・佐野絵里子さん)
「コロナ」対応で分散参拝が一般化されている昨今、皆さんの「健康と繁栄を祈る」白旗神社へ今年1年のお礼参りに合せて新年のお札を受け取られてはいかがでしょう。
(参考資料:「白旗神社」HP)
藤沢宿 ”わくわく藤沢宿通信” №44
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