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2021 2/15

中学生が励ましエール…「ありがとう!医療チーム」

「新型コロナ」ウイルス対応によって緊急事態宣言が一か月延長されました。国民一人一人が不要不急の外出自粛、3密、手洗い、マスク着用の生活が続いています。依然と感染状況が改善されず、感染者や重症者対応で医療機関のきつい状況が続いています。藤沢市民病院と近隣の大清水中学校生が、日夜患者等に医療従事されている皆さんを少しでも励ましたい、と、藤沢市民病院宛ての手紙と校舎へ「ありがとう!医療チーム」、「応援してます!患者さん」の言葉を窓枠に掲げました。

音楽室に貼られたエールメッセージ 「ありがとう!医療チーム」

体育館に貼られたメッセージ 「応援してます!患者さん」

昨年のクリスマス時や年末年始時にも休みなく医師や看護師はじめ病院の皆さんがコロナ対応にご苦労されている姿を見聞きした大清水中学生。また学校生活ではコロナ対応のため「3密」「マスク」「手洗い」の励行のなか、学校行事にも影響が出たり、中学生生活としての唯一の記念である修学旅行も中止となりました。こうした非常時の中、「中学生として何かできないか」との思いから、校長先生の応援を頂きながら生徒会はじめ全体で取り組んだ活動です。

大清水中学生からの市民病院への手紙 「藤沢市民病院の関係者の皆さんへ」

(手紙に書かれた主な内容と原本コピー)

「自分たちにできることはコロナウイルスに感染しないこと。そのため学校の生活でも飛沫を防ぐために努めています。自分達に出来ることは少ないですが、少しでも家族を守るため、医療チームの皆さんの力になるため頑張ります。ささやかですが窓にメッセージを貼りました。みて下さるとうれしいです(大清水中学校生徒会本部)」

看護師さんから生徒会に届いた手紙

(中学へ送られた手紙の主な内容と元本コピー)

「生徒会から送られた手紙を見て、病院の窓から大清水中学の窓をながめ心の中があたたかくなりました。病院内のコロナ会議では院長より皆さんのメッセージを紹介され、多職種間でも共有させて頂きました。ある小児科医師は「中学生たちも頑張っているのだし、応援して頂いている俺たちももっと頑張れる!」と発言されました。医療関係者だけがつらい思いをしているわけではありません。それぞれの立場で、今できる最善と思われる行動を選択しながら生きていきましょう。私たち心がつながっています。一緒に頑張りましょう」という内容の手紙でした。

最後に「感染症は私たちがたのしく会食(おしゃべりしながら飲食する)している時に拡大しています。どうか「黙食」をお願いします。私たちも休憩中は黙食でおべんとうをあじわい、しゃべるときはマスクをしています。面倒くさいけれど大事です」(藤沢市民病院看護部)」とのアドバイスも記されていました。

市民病院に貼られた「応援ありがとう! 大清水中学校の皆さん」との返礼メッセージ

大清水中学校と藤沢市民病院は境川、藤沢バイパスを挟んだ斜め横に位置した地点で双方から建物が見られます。私たちのために日夜通して連日対応して下っている病院関係の皆さんへの励ます中学生の取組にも感謝したいと思います。看護師さんからのアドバイスが記された「黙食」運動を学校全体で取組を進めていく、とのことです。

大清水中学校は本HP ”わくわく藤沢宿通信”で何度かご紹介したように、夏休みの地域研究課題としての取り組みを地域の人に地域を知って頂く報告会や藤沢宿をテーマとした絵画展等々、中学生として地域に関連した活動も毎年されています。藤沢宿の神社仏閣でも分散してのお参りを勧めたり、コロナ早期終息祈願もされているなかでの中学生の取り組みです。

写真協力;タウンニュース社

藤沢宿 ”わくわく藤沢宿通信” №30

 

 

 

 

 

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