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2022 1/29

藤沢宿 義経「風景印」 2月1日から二郵便局で押印開始

藤沢宿「白旗神社」は義経公が祀られています。このほど義経公をデザインした藤沢宿「風景印」が「藤沢南仲通郵便局」、「藤沢台町郵便局」での取り扱いが始まります。両局は白旗神社の区域内に位置し、「義経公と弁慶銅像」、神社例祭の際に地区巡行する「義経神輿」、「弁慶神輿」をデザイン化した「風景印」です。

「風景印とは」
「風景印(風景入通信日付印)」は郵便局の消印の一種で、局名と押印年月日欄と共に、扱い局周辺の名所旧跡等にちなむ図柄が描かれています。押印に際しては鳶色と呼ばれる赤茶色のスタンプインクが使われ、通常の黒色の消印とは異なり、郵便窓口等で利用者から申し出でによってに押印されます。
一度使用が開始されると廃止まで半永久的に使用されるため、使用開始日の印影を収集しているマニアの方が多いと言われています。

時あたかもNHK大河ドラマ「鎌倉殿と13人」の放送が始まり、頼朝からの鎌倉幕府に関わるドラマ。義経は兄頼朝を助けて平家滅亡させ、その後朝廷との関係から頼朝と仲たがいにより31才の若さで自害に至った、英雄であり悲劇の義経が祀られている「藤沢宿」鎮守の「白旗神社」です。

「台町郵便局」で押印して頂ける藤沢宿「風景印」                                                           台町郵便局から歩いて約5分位のところに位置する「白旗神社」。2019年10月に義経公没830年を記念して建立さ」れた「義経・弁慶」銅像と藤の花をデザインした「風景印」。

「南仲通郵便局」で押印して頂ける「風景印」                                                                                              「白旗神社」例祭時に巡行する「義経神輿」、「弁慶神輿」の二基の神輿と「御社殿」をデザインした「風景印」。

時あたかもNHK大河ドラマ「鎌倉殿と13人」が放送が始まり、頼朝からの鎌倉幕府の維持にまつわる北条政子や実家である北条家のドラマ。頼朝と義経は12歳違いの異母兄弟。父を討った平家を倒すために兄頼朝の挙兵を聞きつけ、「一の関の闘い」、「屋島の合戦」、「壇の浦の戦い」を通じて平家を滅亡させた主役であり、その後凱旋将軍として京に就いた事から頼朝の怒りを受け、鎌倉入りも果たせず、生まれ故郷の奥州に戻るが文治5年に31歳で自害した悲劇のヒーローです。

義経の首は首実検のため奥州から腰越の浜に運び込まれ、首実検が行われたあと浜に捨てられた義経の首は境川をさかのぼり、当地の里人によって洗い清められ、埋葬されました。境川を黄金の亀の背に乗せられた義経の首と共に弁慶の首も一緒であった、と伝えられています。

首実検で確認した頼朝は「御霊を白旗大明神として祀れよ」と命じ、その後「白旗神社」となり、「白旗神社」の御社紋は源氏の紋。

<境内の施設>

「義経公鎮霊碑」                                                                                                                              「白旗神社」の御首宮城県栗駒町半官森御葬隷書葬礼所の御骸、両土地の霊土を合祀し、義経公の兜を象った鎮霊碑。平成11年6月に建立。

義経公没後830年を記念して2019年10月に建立された「義経、弁慶」銅像。

「弁慶藤」                                                                                                                                       4月頃には素晴らしい藤棚になります。

「義経藤」

「義経松」「弁慶松」

「みそぎ川」                                                                    「御祓川」で形代流しを行い参拝者ご自身でお清め出来る様になっています。境内にあった弁財天を「白旗弁財天」として勧請しました。踏み石は義経が幼少期に過ごした「鞍馬山」の土で作ったとのことです。清らかな地下水が流れる「みそぎ川」を見ながら東屋でお休みください。

「亀の彫刻」                                                                                                                                                   拝殿の彫刻には亀が彫られています。「白旗神社」と亀の由来のデザインです。拝殿以外にも亀の彫刻が見られます。探してみましょう。手水舎かな?その他はどこに…

「導喜守」                                                                                                                             義経と弁慶が境川を上り当地に付いた時に黄の亀に乗って来たと言われています。喜びに導いてくれる亀を象ったお守り。

「義経御霊塚碑」                                                                                                                        境川を流されてきた義経の首を拾い上げた里人よって葬られたと言われた塚碑。

「首洗い井戸」                                                            里人によって拾われた義経の首を洗い清めたと言われる「首洗い井戸」。白旗交差点際の金融機関を左折、「本町交番」横の細い通路を入った左。この通路は児童公園、個人宅への通路でもあります。

「弁慶塚」                                                                                                                「済美館」の脇道進むみ左におれると「弁慶塚」の入り口の「南中横須賀公園」に出ます。公園の奥の階段を上がると「庚申塔」群の一角に「弁慶塚」があります。

「弁慶碑」                                                                                                                  「祠」に入った「弁慶碑」があります。

義経に戦いを挑んだ弁慶は「5条天神での決闘」「清水寺での決闘」によって負け、その後生涯義経と一体となった主従関係を築いてきました。「弁慶碑」は弁慶塚として常光寺裏山の八王子社に葬られましたが、現在は塚のみを残しています。「弁慶碑」は主従関係の義経が祀られている「白旗神社」の方向に向いて北向に建てられた、と言われています。

「白旗神社」は当時「亀型山」と言われ、今では集合住宅や467号線等でハッキリ分りませんが、聖園の山が亀の背に、「白旗神社」の「御社殿」が亀の首にみられ、そこから「亀型山」と言われてきました。

 

「風景印」は63円以上の切手が貼ってある郵便物等にお押印されるもので、そのまま持ち帰る「記念押印」として持ち帰り出来ます。また旅先からご自宅へ、絵葉書を「風景印」で送られる方もおられるなど大人気の様です。

藤沢宿「白旗神社」の「風景印」を押印して貰い、「白旗神社」を参拝し、お守りや御朱印頂き、義経公遺跡等を訪ねてみましょう。

「藤沢南仲通郵便局」                                                           251-0052  藤沢市藤沢1015-14  ☎ 0466-25-8682

「藤沢台町郵便局」                                                                    251-5502  藤沢市藤沢4-5-2   ☎0466-25-8685

藤沢宿・白旗神社「風景印」は「白旗神社」様の全面的なご支援を頂きました。デザインは漫画家・挿絵画家の佐野絵里子さんが作成されました。参拝の方がをお迎えする「白旗神社」の「大絵馬」も佐野絵里子さんのデザインです。

「御社殿」への階段横下には「江の島道」石柱や「庚申塔」群があります。また467号線挟んで和菓子「古美根」さんの神社御社紋を象った「笹りんどう最中」は大変人気のある最中です。是非「白旗神社」参拝の折りには立ち寄られてご賞味をお奨めします。

「白旗神社」は四季折々の神事が行われ、夜間にはライトアップされた素晴らしい神社の姿が見れます。是非この機会に「コロナ」対応に注意しながらの参拝方々境内施設をお楽しみ下さい。

 

藤沢宿 ”わくわく藤沢宿通信” № 46

 

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