藤沢宿は東海道53次6番目の宿場町。東海道、鎌倉道、江の島道、大山道等の街道分岐点として遊行寺や大鋸橋(現遊行寺橋)付近は旅人で賑わいました。また照手姫はじめ多くの物語のある宿場。そうした様子を歌川広重はじめ多くの絵師が「浮世絵」を描きました。当時の賑わう藤沢宿を題材に描かれた「浮世絵」を写真ラッピングしたトランスボックがこの程貼り替えられ、新たに貼りつけられた二次元コードをスマホで読み取ると、当該「浮世絵」の解説が音声で聞くことが出来る様になりました。
「歩いてみよう 藤沢宿」をキーワードに歴史散策者や地域の人に藤沢宿を知って頂くために、2013年1月に電柱地下化によって設置されたトランスボックスにラッピングした「浮世絵」は損傷が出てきたために貼りかえられたもので、音声による「浮世絵」解説は地元大清水中学放送委員会の生徒さん担いました 。
ご都合で1名欠席されましたが良い経験をつんだ生徒さんの記念撮影(写真提供「タウンニュース」)
「浮世絵」は1670年代から1900年代にかけて菱川派、鳥居派、勝川派、歌川派が描いた江戸時代の庶民向け絵画で風俗、美人、役者、風景などを題材にして描かれています。ご覧いただいた「浮世絵」は当時の藤沢宿に関わる様子が分ります。JR藤沢駅から遊行寺はじめ旧藤沢宿へ向かう遊行ロータリーから藤沢橋間の歩道のトランスボックス「浮世絵」の二次元コードから地元中学生による「浮世絵」ナレーション解説聞きながら絵図をお楽しみください。
藤沢宿 ”わくわく藤沢宿通信” №31
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