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2020 10/15

藤沢宿 白旗神社 「湯立神楽」神事が10月28日開催…

白旗神社の「湯立神楽」神事が10月28日14時から執り行われます。「湯立神楽」は「白旗神社秋祭り」の特殊神事で、今年は「新型コロナ」ウイルス感染症拡大の防止に鑑み一般観覧者の席は設けておりません(白旗神社)、とのこと。

「湯立神楽」は約800年前に京都の石清水八幡宮から鎌倉の鶴岡八幡宮に伝わった「神楽」と言われ、両社では一時期途絶えことで原型を残しておらず、藤沢で行われている「神楽」が原型に一番近いとされている、と言われる神事です。

白旗神社の「湯立神楽」は「藤沢市指定重要無形民俗文化財」に指定された神事で、毎年10月28日執り行われ、1座「打囃子」(舞子はいないお囃子合奏)からはじまり12座まで、神職(宮司)が舞うという格調高い珍しい神事で、「藤沢の湯立神楽」が正式な名称となっています。

境内に五色の注連(しめ)と竹で作られた天、神蓋(てんがい)を飾った斎場を作り、産土の神(氏神)、火の神、水の神をお招きして大釜に水を満たして火を焚き、温湯を焚き、熱湯をたぎらせ湯立ての結晶をいただいて災いを除き、福を招く祈願をする神事です。

大釜でたぎられた熱湯の湯華(湯玉)の立ち昇りでその年の吉凶を占います。また神楽中に湯しぶきを浴びると無病息災に、中盤では赤飯・お神酒を召し上がっていただき神様のお力を体内に取り入れ、山の神に泣かされる子供は素直に成長すると謂われ、最後の座では神がお餅を撒きながら皆さんに幸福をお頒け致します。

「湯立て神楽」神事は、1座「打囃子」(舞子はいないお囃子合奏) 2座「初能」(宮司が舞い扇の上にお米をまきます) 3座「御祓」(舞に使う全ての道具の御祓い清める舞) 4座「御幣招」(白旗神社の火の神、水の神をお招きする舞) 5座「湯上」(火の神、水の神が結び付いた熱湯を白旗神社の神様に捧げます) 6座「中入り」(所謂小休止で参列されている皆さんに備えたお酒や赤飯を振舞い召上って頂く)、前半は祓い神様を招く、後半は神様と共に楽しむ。

7座「掻湯」(釜湯を御幣でかき回し昇る湯玉で吉凶を占う。湯玉が沢山出ればその年は良い年) 8座「大散供」2座目の二人舞の形で扇の上に乗せ、火の神、水の神、土地の神以外の神様にお供え物をして和め祀るというもの) 9座「笹の舞」(所謂笹舞で二人舞で釜湯に笹で湯た房を浸して、そのしぶきを浴びると災難病魔を祓い除けると言われている舞 10座「射祓」(弓と矢を用いて四方八方にいる悪霊を追い払う舞、放たれた矢を拾い授かると開運招福、息災延命を授かると言われている) 11座「剣舞」(赤い面を付けた天狗が空気を体に吐き入れそれを吐きだすことで空気が浄化されたりして天下泰平を舞う。護身、除災、勝利の舞をしながら豊年満作、大魚満足、天下泰平を祈念し天地運行の乱れを正す) 12座「毛止幾」(斎場にいる全ての人の心に平安と安らぎ取り戻させる舞い、黒い面の山の神は神社での神事に参列され緊張された方が家の帰る前に普段の生活のに戻す舞い)、という「神楽舞」で構成されています。

「新型コロナ」ウイルス感染症拡大防止に鑑み一般観覧席はありません。歴史ある藤沢市重要無形民俗文化財「白旗神社湯立神楽」神事の様子を紹介しました。白旗神社へは小田急江ノ島線「藤沢本町駅」から徒歩5分、「ふじさわ宿交流館」から徒歩10分位です。

(参考資料)白旗神社HP

藤沢宿 ”わくわく藤沢宿通信” №24

 

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