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2020 11/22

「藤沢宿」色づいた銀杏の葉が見ごろ

銀杏の葉の色付きは気温の温暖と寒気が影響すると言われています。今年は台風の影響はありませんでしたが温暖傾向が続くなか、銀杏の葉が黄色付いてきて、場所によっては散り始めています。「ふじさわ宿交流館」近隣の「遊行寺」「諏訪神社」「感応院」、そして白旗神社横の「御殿辺公園」の銀杏の姿のご案内。「新型コロナ」ウイルス対応のうえ、季節の移り変わりの姿をお楽しみください。

<遊行寺「大銀杏」ほか境内散策>

通称「遊行寺」の名で知られていますが、正式には「藤澤山無量光院清浄光寺」。創建以来、数度にわたる戦火や火災により堂宇は度々消失しその都度復興してきました。現在の「遊行寺」は東海道随一と言われる木造本堂はじめ伽藍や樹齢700年と言われる大銀杏などを有する修行道場として、また藤沢市民の憩いの場でもあります。「東国花の寺百ケ寺」でもある境内は四季おりおりの花が咲き、いつ散策しても味わいのある楽しめる境内です。

昨年の台風で幹が折れるなどしましたが、見事な姿を見せてくれました

「放生池」に写る紅葉

一遍上人像と紅葉した葉

<諏訪神社の銀杏>

建武2年(1335年)「遊行寺」の鎮守として創建。神仏習合の仕来りを残す神社。約80段の階段上がると拝殿があり、拝殿傍の緑に囲まれたところに太子堂、祖霊神、道祖神、大黒天社が祀られています。

拝殿と拝殿裏の銀杏の木

色ずいてきた銀杏

神社に繋がる山も紅葉の姿に…

<感応院の銀杏>

建保6年(1218年)源実朝によって創建された「感応院」。境内には建久4年(1193年)に頼朝によって勧請された「三島明神社」が祀られています。「三島明神社」は天下統一した頼朝の守護神であったため商売繁盛、安全祈願として多くの人が参拝される、とのこと。江戸期には「相模の国準四国巡りめぐり88か所」の第一番寺が「感応院」でした。「準四国巡り」とは相模の国の88か所の霊場を廻ることによって四国巡りと同じご利益が得られる、とされていました。また「感応院」は僧侶の修行寺でもあって、所謂「書院造り」のお寺さんです。

「感応院」境内には本堂横正面と裏に樹齢100年の4本の銀杏の木がありますが、台風の影響で傷んだ銀杏の木もあります。

本堂横の銀杏の木

<御殿辺公園の銀杏>

白旗神社と藤沢市民病院の間にある「御殿辺公園」の20本の銀杏の木も見事です。地域の憩いの場として四季おりおり多くの皆さんが利用されている公園です。

公園通路の両側の銀杏

「新型コロナ」ウイルス対応しながら季節をお楽しみ下さい。

藤沢宿「わくわく藤沢宿通信」№26

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